静岡県中西部地域は、自動車、楽器をはじめとした多数の企業が立地する地域です。背後圏企業の国際物流の効率化にむけて、また、国際海上輸送における船舶大型化の動きに対応するために、御前崎港ではコンテナ貨物も取り扱うことが可能な国際物流ターミナル(-14m岸壁)が耐震強化岸壁として整備され、平成16年1月に供用開始されました。平成16年10月には待望の定期コンテナ船が初入港し、現在はマレーシアやシンガポール等の東南アジア航路が就航しており、コンテナ移送が行われています。
また、隣接する西ふ頭においては、完成自動車の輸出が活発に行われており、年間約11万台(2018年)もの車が主にヨーロッパ(ベルギー、ドイツ、イタリアなど)へ運び出されています。