清水港湾事務所の取り組み(実施中の事業)

防波堤の改良(地震・津波対策)

 平成23年の東日本大震災の教訓を踏まえ、大規模地震に伴う津波により防波堤が倒壊し、港湾利用が再開できない事態を防止するため、平成26年から、防波堤の「粘り強い構造」への改良工事を進めています。

  • 主要施設/防波堤(西) (改良延長870m)、防波堤(東) (改良延長1,200m)
  • 主な改良内容/上部工の嵩上げ(高さ約0.5m)、被覆ブロック・根固ブロックの新設
  • 事業期間/平成24年~

防波堤の改良状況

防波堤(西) 上部工の嵩上げ後
(平成30年1月)


防波堤(東) 被覆ブロックの据付
(令和4年1月)


西埠頭岸壁の改良(老朽化対策)

 輸出自動車運搬船や国内RORO船が利用する西埠頭1~2号岸壁は、老朽化が進んでいることから、貨物の安全かつ安定的な取扱機能を確保するため、令和元年から、岸壁改良工事を進めています。

  • 主要施設/西埠頭1~2号岸壁(延長480m)
  • 主な改良内容/岸壁上部工の老朽化対策
  • 事業期間/令和元年~

西埠頭岸壁改良事業の概要


西埠頭岸壁に着岸する自動車運搬船
(令和5年10月)

主要プロジェクト